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厥陰肝経

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厥陰肝経

肝肝の重さは、四斤四両あり左が三葉で右が四葉の合計七葉で構成されています。背骨の第九椎に付着しています。

 東方は、青色が入って肝に通じ竅は目に開き肝は精を臓す。畜は鶏。穀は麦。それは四時に応じ上は歳星(木星)となします。これらをもって春の氣は頭にある事がわかります。音は角(ミの音)、成数は八、生数は三です。これらをもって病は筋に在る事がわかります。臭いは臊、声は呼、液は泣(なみだ)。色は青となします。

 東方は風を生じ、風は木を生じ、木は酸を生じ、酸は肝を養い、肝は筋を主り、筋は心を生じ、肝は目を主ります。天に在っては玄(元)となし、人に在っては道となし、地に在っては化するとなします。化は五味を生じます。道は知を生じ、玄は神(精神)を生じ、天に在っては風となし地に在っては木となし、体にあっては筋となし、臓に在っては肝となし、色に在っては蒼色(濃い青)となし、音に在っては角(ミ)となし、声に在っては呼となし、変動に在っては握となし、竅に在っては目となし、味にあっては酸となし、志に在っては怒りとなします。怒りは肝を傷り、悲しみは怒りに勝ちます。人は、愁い憂いて意を傷り、悲しみ哀しみ中を動じて魂を破るのです。風は筋を傷り、燥は風に勝ちます。燥は金の位置で風は木の位置で金尅木の関係です。酸は、筋に走りますのであまり多く食べ過ぎると筋を破ります。筋に病には酸を多く食することなかれと戒られています。辛いは酸に勝ちます。これも金尅木の関係です。

肝は将軍の官。古人は将軍の征戦時における深謀を遠慮をもって肝の作用に例えました。肝気はスムーズに秩序だっているものを喜びます。肝氣が鬱積すると異常に充ぶり怒りっぽくなります。 
肝は、罷極の本とあり肝が筋の活動を主り疲労に耐える事ができ運動機能の根本であるという事です。魂の居というのは魂は精神活動に属し肝氣の分散排泄作用が秩序だっていて精意が正常である事を臓魂と言います。爪は、筋の余りなりといわれて肝の正常は爪に現れます。充は筋に在って血氣を生じ陽中の少陽となし春氣に通じ、肝の合うは筋となしその栄養状態は爪に出ます。

肝は竅を目に開き肝気は目に通じていますから目が和するときは白黒を知る事が出来ます。肝氣が虚してきますと夢を見やすくなります。目は、血を受けて良く見る事が出来、足は血を受けて良く歩く事が出来、手のひらは血を受けて良く握る事が出来ます。
また、素問には人が眠る時は血が肝に帰るといわれています。
肝氣が絶する時は肝は筋を主りますので筋は縮まって卵(卵巣・精巣)と舌を巻いて引きます。肝は筋の合であり、筋は陰器に聚まって舌本に絡い、肝脈を榮せず筋は縮急し、筋が縮急して卵と舌を引き、その為に舌は巻き卵は縮みます。

 足の厥陰肝経の流注

肝足厥陰之脈,起於足、大指聚毛之際,終於別貫膈腹,注於手太陰肺経,所謂厥陰復還注手太陰者、此也)。其気常以平旦為紀、以漏水下百刻。気者営気也。常者久也、遠也。平旦者,寅時也、紀者綱也、会也。言営気常以寅時綱紀,復会於手太陰,自中焦為始而行也。漏水者,用銅壺盛,水下有小竅、其漏水転転施壺,遞相伝注而至於在下大壺之中,以十二時漏水所下者、為百刻之法也。昼夜行流与天地同度、終而復始也。日出為昼,日落為夜。天度者,周天三百六十五度四分度之一也。毎日日行一度、周天二十八宿也。人之営気,一呼脈行三寸、一吸脈行三寸、呼吸定息,脈行六寸、十息気行六尺、日行二分。二百七十息,気行十六丈二尺、気交通於中,一周於身,漏水下二刻、日行二十五分。五百四十息,気行再周於身,水下四刻,日行四十分、二千七百息,気行十周於身。漏水下二十刻、日行五宿、二十分、一万三千五百息,気行五十営於身、漏水下百刻、日行二十八宿、漏水皆尽,脈復還矣。計八百一十丈也、所謂始於手太陰,終於足厥陰。終而復始。至寅時,復自手太陰起於中焦為始而行也。

足の厥陰の脈は、大指の叢毛の際(太敦穴)に起り、上って足の上廉(行間穴・太衝穴)を循り、内踝を去ること一寸(中封穴)、踝に上ること八寸(三陰交穴・蠡溝穴・中都穴)、太陰の後に交り出て、膕の内廉(膝関穴・曲泉穴)に上り、股陰(陰包穴・五里穴・陰廉穴)を循り、毛中(衝門穴・府舎穴)に入つて、陰器をよぎり、小腹にいたり(曲骨穴・中極穴・関元穴)、胃を挟んで(章門穴)肝に属し胆を絡い、上つて膈(期門穴)を貫き、脇肋に布く。喉を循り、上って目系に連り、上ってて額に出で、督脉と巓(百会穴)に会す。 其の支なる者は、目系より頬裏に下り、唇内を環る。 其の支なる者は、復た肝より別れて膈を貫き、上つて肺に注ぐ。

【流注解説】
1. 足の厥陰肝経は、母趾の叢毛(爪甲の後に三毛あり、叢毛はこれを指す)の際の太敦穴より起こり、上って脛の上廉穴・行間穴・太衝穴の二穴を循り、内踝を前方に去ること一寸の中封穴を経て内踝の上に至り、三陰交穴を過ぎて脛骨内側の蠡溝穴・中都穴を過ぎ、内踝の上八寸のところにて太陰脾経と交叉して其の後方に出で、膝膕窩の内廉なる膝関穴にゆき、曲泉穴を経て、股の内側(股陰)を循り、陰包穴・五里穴・陰廉穴の三穴を過ぎ、鼠谿部を上行し、太陰脾経の衝門穴・府舎穴の二穴を経て再び下行して毛中に入り陰器(外生殖器)を環遶(かんぎょう)して、以て下腹部(小腹)に抵る。即ち任脈の曲骨穴に会し中極穴・関元穴を経て上行し、季肋部の章門穴(脾経の募穴)を経て胃を挟み、期門穴の部に於て肝に属し、胆経の募穴である日月穴の部にて絡う。更に期門穴より上つて横隔膜を貫き、側胸の肋骨部に散布し、咽頭の後方を循つて上つてひたいに入り、上つて目系(目の内方連り深き処)に連り、なお上つて額部に出て督脉と巓上の百会穴に会する。 

2.其の枝別は、目系より出でて下つて頬の裏を下り、眉の内側を環状にめぐる。

3.其の枝別の一つは、期門穴より別れて横隔膜を貫き、上つて肺臓の中に注ぐのである。(肝より肺を突く病がある。たとえば肋膜炎が肺疾患に移行するが如きである。また肋膜疾患により咳嗽頻発するものあるが如きである。)而して之より下行して中焦に至り中焦のところにて手の太陰肺経とつながる。

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