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五十肩 淀川区 新大阪

電話でのご予約・お問い合わせはTEL.080-6224-4693

〒532-0004 大阪府大阪市淀川区西宮原1-6-36

五十肩の治療は大阪市淀川区新大阪の東洋医学治療センター

世界に認められた実力で五十肩の早期改善を徹底サポートいたします!

2012年8月 アメリカオバマ大統領からGOLDAWARDを受賞
2015年7月 国連機関のWHFから顕彰を受賞

はてなブックマークに追加 五十肩の治療法

五十肩治療は大阪市淀川区の東洋医学治療センターにお任せ下さい!

腕が上がらない『肩周辺が夜中にうずいて眠れない』『服を着る時や脱ぐときに肩が痛い』などと日常生活動作に障害をもたらすことの多い五十肩。五十肩による痛みで睡眠障害があらわれると自律神経機能が乱れてしまう事もあり、更年期障害に発展してしまう事も少なくありません。

 五十肩は、『時間と共に良くなる』『早く治療を受けた方がいい』など様々な事が言われています。五十肩になってしまった方には、どちらがいいのか分かりにくいのが現実です。そこで、当院の治療を受けた方がいいと思われる五十肩の基準を記載します。

 五十肩は時間と共に良くなるというのは、軽くひねってしまった時や全く原因がなく痛みも軽い場合は時間と共に症状が軽減することはよくあります。

 ですが、『夜も眠れなくなるような痛み』『服を着る時にも痛みがでる』『髪の毛を触ろうとしただけでも痛みがでる』『背中に手が回らない』など日常生活に障害がおこるような五十肩の場合は治療が必要です。このような場合に治療を受けず我慢しながら五十肩の様子を見ていると、石灰沈着性腱板炎等に進行してしまう事もあります。

 五十肩は治療開始が早いほど症状の回復は早まります。五十肩のような症状が出てしまったらできるだけ早く治療を開始しましょう。
 長い間放置してしまうと、痛みが解消した後でも運動障害が残るの可能性があるので適切な治療を早めに開始しましょう。

五十肩治療は当院にお任せください!

『服を着るだけで五十肩が痛む。』
『五十肩治療を受けているけどなかなか改善しない。』
『夜中に肩が疼いて目が覚める。』

そんな時はぜひ東洋医学治療センターにお越しください!

国家資格を持ったプロのスタッフが対応します。
プロの治療によって、五十肩の症状もすっきり解消!

『五十肩の痛みがなくなった!』
『夜中に目が覚めなくなった!』
と驚く患者さんもいらっしゃいます。

あなたの症状に応じて、電気治療器や、鍼灸治療、整体療法、テーピング療法なども使っていきます。もし不安や、心配なことがあれば遠慮なくお伝えください。
できる限りご要望に応じて、治療を進めてまいります。
一緒に快適な日常生活を取り戻しましょう。

五十肩治療に当院を選ぶメリット

.五十肩の状態がわかります。
 五十肩になってしまった原因やパターンをわかりやすく説明します。あなた自身の五十肩のパターンを理解することによって、有効な治療法や無意味な治療法をあなた自身が判断できるようになります。

.最新の治療法
 当院は日本でトップクラスの治療の経験を持ちます。これまでの経験からの考察し最新のより良い効果的な治療を受ける事ができます。軽度の症状であればマニュアル的な方法で改善することが可能です。ですが、慢性化している症状や中等度以上の症状の場合にはあなたの身体の状態にあった治療を行うことが改善のためには必要です。例えばマッサージ。○○式等とついていても、身体の外部から刺激を加える圧力が違ったり施術者の手や足など行う場所が違うだけのことがほとんどで結果はどのマッサージと同じです。マッサージは肉体疲労の改善には役立つかもしれませんが五十肩の改善目的では無効と考えられています。

.アフターフォローが充実
 五十肩は筋肉の問題や肩関節自体の問題で発症し、それぞれの問題によって対策は全く異なります。当院では、五十肩の要因を分析し治療効果の維持と五十肩の再発を防ぐため、一人一人にあった体操やトレーニングを指導しています。

.全て国家資格所持者
 骨格の構造や運動障害などの基本的な知識を有した医療系国家資格所持者による治療を行っています。
「そんなの当り前では?」と思われる方もいらっしゃると思いますが、恥ずかしながら無資格で治療に類似する行為を行っている人がいるのが現状です。

.世界に認められた実力
2012年8月 アメリカ合衆国オバマ大統領からGOLD AWARD

2015年7月 国連機関WHF(World Human Facility Community)から鍼灸スペシャリスト認定

五十肩チェックリスト

.運動不足を感じる

.座っていることが多い

.夜寝るときに、同じ向き(横向き)で寝ることが多い

.猫背

.肩の動きで同じような動作を繰り返すことが多い

.肩を上にあげると”パキッ”と音が鳴ることがある

.慢性的に肩こりを感じる

.糖尿病を患っている

.お風呂につからず、シャワーで済ますことが多い

10.鏡の前で両腕を上げてみると、左右同じ角度まで上がらない

以上のチェックリストで、当てはまる項目はありましたか?
五十肩になりやすい方に多い注意点です。チェックが多く当てはまる方は五十肩の危険度が高いです。

五十肩の原因

 一般的に四十肩・五十肩と呼ばれる疾患は、正式名称『肩関節周囲炎』といいます。肩関節周囲炎は、字の通り肩の関節の周囲に何らかの問題が起こる事によって炎症が起こっている状態をさします。この炎症によって強い疼痛や夜間痛、腕を上げると痛みがある等の運動痛が現れます。

 五十肩には様々な原因があります。代表的なものに”上腕二頭筋長頭腱炎”、”腱板損傷”、”腱板断裂”、”肩峰下滑液包炎”、”石灰沈着性腱板炎”などの明らかに原因がはっきりとわかるものや、特定の原因が分からない状態で発症するもの、運動不足、糖尿病などが関与して発症するものがあります。

それぞれ、内的要因と外的要因に分けてご説明いたします。

 内的要因

 内的要因として代表的なものが”肩峰下滑液包炎”、”石灰沈着性腱板炎”、糖尿病などの内科的疾患によって発症する五十肩です。
それぞれの特徴について簡単に説明いたします。

 肩峰下滑液包炎は、上腕二頭筋長頭腱炎や腱板損傷、腱板断裂の合併症として発症します。その為、外因性の問題が起こった後に起こる炎症反応で二次的発症という事になります。

 石灰沈着性腱板炎は、肩の運動量が少なくなることによって血液循環が悪くなり、その結果石灰が肩関節内に沈着し発症します。

 糖尿病になると全身の血液循環が悪くなってり、その結果肩の動きに影響を及ぼし五十肩が発症します。

 石灰沈着性腱板炎と糖尿病による五十肩の場合は共に血液循環が関与しており、血液循環を良くする事を日頃から行う事で予防が可能となります。

 外的要因

 五十肩の外的要因として代表的なものがケガによるものです。このケガによって起こる疾患が、上腕二頭筋長頭腱炎”、”腱板損傷”、”腱板断裂になります。
それぞれの特徴について簡単に説明いたします。

 上腕二頭筋長頭腱炎は、重たいものを頻繁に運ぶ方に多くみられます。慢性的に上腕二頭筋に負担がかかり続けることによって筋肉の柔軟性が低下し、組織が負担に耐える事ができなくなり微小断裂が起こり、それに伴って炎症が発生します。主に肩関節前面に痛みを出してくることが多く、腕を後ろに伸ばしたりする動作で痛みを感じやすいです。

 腱板損傷は、転倒や打撲した時などの強い力が一度にかかることによって発症する場合と、引っ張る動作を何回も繰り返す事で上腕二頭筋長頭腱炎と同様に負担に耐え切れなくなることによって発症することが多くあります。

 腱板断裂は、腱板損傷の重度な状態で突然起こることもあります。
 (腱板は身体の中で最も老化の早い組織の1つと言われているため、注意が必要です。)

 その他

 このほか、運動不足によって肩の関節可動域が徐々に小さくなり最終的に肩が挙がらなくなり五十肩になってしまう方もいらっしゃいます。この場合、レントゲンでは何の異常もなく原因不明の五十肩として扱われます。
 そもそも肩の動きを作っているのは上腕骨(腕の骨)と肩甲骨(背中の両側にある羽みたいな骨)と鎖骨の骨自体の動きとそれにくっつく筋肉の柔軟性でスムーズに動いているのです。その中の、1つでも動きが悪くなったり柔軟性が欠けると、動きの制限や何らかの違和感を覚えます。デスクワークなど同じ姿勢でいることが多い方は柔軟性が欠けてしまいやすく、それも発症の要因の一つになることがあります。

五十肩の症状

痛み五十肩 五十肩は痛みを訴えられることが多くあり、痛みにも種類があります。五十肩の痛 みの種類には、自発痛夜間痛運動痛があります。
  
  自発痛
   自発痛とは、ご自身にとって最も楽な姿勢を取っても肩に痛みを感じる状  態をいいます。『何もしていなくても痛みがでている』と言われることがありま  すが、それは自発痛とお考えください。自発痛は五十肩の炎症が強い状態に認め  られます。ただし、注意していただきたいことは『本当に楽な体勢かという点で  す。ただじっと動いていない状態でも、筋肉は使われています。寝ている体勢で  も痛みがある肩が下になれば、安静時にも痛みが出てくることがあります。本当に一番楽な体勢である  かどうか、ご注意ください。

  夜間痛
    夜間痛とは夜寝ている時の痛みです。この痛みは、特に朝方に強く出ることが多くあります。さら   に痛みの出ている肩を下にしたときに痛みが出やすいことが多いです。
   夜寝ていて痛みで目が覚めるという体験は、五十肩の方の約75%の方が体験するといわれています   。こちらも炎症が強い時などにみられることが多いです。この夜間痛にも注意点があります。寝がえ   りなどの動作によって痛みが出ている場合と、何もしてなくても痛みで目が覚める場合があります。   このもご注意ください。

  運動痛
   運動痛とは、肩を動かしたときにでる痛みをいいます。特に、背中を触るような動作(結帯動作   )頭を触るような動作(結髪動作)物を引っ張るような動作で痛みが出る方が多いようで   す。拘縮などがみられるときには、引っ張られるような感じがして痛いと表現されることも多いです   。

運動障害
  五十肩では、肩が挙がらない・髪の毛が触れない(結髪動作)・手が後ろに回らない(結帯動作)など  の運動障害が現れることが多くあります。この運動障害は痛みのため動かないという場合や、痛みはな  いけど引っかかるような感じで動かないという2種類があります。
  その他、服を脱ぐときや服を着る時の動作で肩が痛いということも多くあります。
 運動障害も五十肩の特徴的な症状です。
 結帯動作では、主に僧帽筋三角筋肩甲挙筋いずれかが硬くなったり痛む為におこります。

持ち上げ痛
 五十肩の20%の方が持ち上げ痛を感じるといわれています。この持ち上げ痛は、物が重たければ重た
 いほど痛みが強まる可能性が高いです。特に長頭腱炎では物を持って腕を上げるときに、肩関節の前面に 痛みが出ることがあります。(このとき、肩関節前面に痛みが出ることが長頭腱炎の特徴です。)


前腕運動障害
 稀ではありますが、肩の痛みが強く肘や手首を動かすだけでも肩に痛みが走るということもあります。

五十肩治療

 当院では五十肩に対して、整体療法鍼灸治療テーピング運動療法(理学療法)物理療法を行っています。治療法の決定は、痛みの原因や症状の程度、関節可動域等を正確に把握し分析した結果、症状に対して最も改善しやすい治療法を選んで行います。

 基本的には、五十肩の程度が軽度から中等度の場合は物理療法・理学療法、中等度以上の場合はテーピング療法・運動療法・鍼灸治療・整体療法・物理療法、重度の場合には鍼灸治療・テーピング治療・物理療法などの治療が理想的です。

鍼灸治療  治療料金 1回5400円

鍼治療
 現在の鍼治療では、ステンレスの使い捨ての鍼を使用することが多いです。しかし、中には銀鍼や金鍼などもあります。鍼灸治療
長さは様々で、2~3㎜の皮内鍼と呼ばれるものもあれば、30㎝にもなる鍼などがあります。太さについても、0.12㎜のものから0.3㎜以上あるものもあります。長さや太さは、そのときの症状・痛みの部位によって変えていきます。

当院では、日本製の使い捨ての鍼で、長さが3~15㎝で太さは0.12~0.3㎜の鍼を症状に合わせて使用します。

灸治療
灸は、艾(もぐさ)と呼ばれるヨモギの葉の裏の部分を集めたものを使用します。
灸治療にも様々な手法があり、透熱灸・温灸・隔物灸と呼ばれるものがあります。

当院で行う主な灸治療は、透熱灸と隔物灸です。

当院では五十肩に対して、鍼治療をメインに行っております。治療理論は症状に合わせて東洋医学的な治療を行ったり、トリガーポイントを用いて治療を行います。

トリガーポイント療法

 筋肉の痛みと関連してくる痛みとして、『トリガーポイント』があります。Trigger=引き金、Point=点という【筋肉の痛みの引き金となる点】という意味になります。
トリガーポイントは、実際に痛みが出ているところとは別のところが原因となり痛みを引き起こしてしまいます。そのため、痛い場所ではなく違う場所(トリガーポイント)を押すことで普段の痛みが再現される、もしくは遠隔部に放散するように痛みが走ることが認められます。
筋肉の痛みやトリガーポイントによる痛みでは、血液検査やMRI、レントゲンなどの検査で見つけることは難しいです。そのため、原因不明として片づけられることも少なくありません。

トリガーポイントの主な特徴
●押すと症状が再現される、もしくは遠隔部に放散するように痛みが走る
●索状硬結(ロープ状に硬くなった線維)がある
●硬結を弾いたり、鍼を刺入すると一時的に筋肉が収縮する
●自律神経反応(皮膚が一部分のみ黒ずんでいる、毛がすれているなど)
●圧痛部を押すと痛みのため体を引っ込める(ジャンプサイン)
などがあります。

 また、トリガーポイントは短縮すると痛み、短縮させたまま保持するような姿勢が一番痛みが強まることが報告されています。そのため、トリガーポイントが形成されている場合、無意識に問題となる筋肉を伸ばすような姿勢をとるとも言われています。皆さんも普段ストレッチをして筋肉を伸ばすと少し症状がマシになったように思うことがあるかと思います。この場合でも無意識に筋肉を伸ばしストレッチをかけようとしていることになります。
例えば、肩が凝っているような方では、凝っている方の首を片方に傾けて問題となっている側の筋肉を無意識に伸ばすような姿勢になっていることがあります。腰痛の場合でも、浅く座って楽な方と深く座ったほうが楽になる方がおられます。この座り方も、トリガーポイントによることもあります。このようにかばう姿勢を取り続けると、さらに他の部分に負担がかかってくることも考えられます。

整体療法  治療料金 1回5400円

 五十肩の整体治療では、肩周りの筋肉をマッサージでゆるめ、関節可動域の増大を目的に関節可動域訓練を行います。使用するテクニックは、AKA(関節包内運動学的アプローチ)・PNF(固有重要性神経筋促通法)・マッケンジーテクニック・アクティベーターメソッドです。
 痛みの程度が低い五十肩のパターンに有効です。

AKA療法とは?

 関節運動学的アプローチ(Arthrokinematic  Approach 以下AKA)は、『関節運動学に基づく治療法で、滑膜関節における関節の遊びと、構成運動である関節面の滑り、回転、軸回旋などの関節包内運動を改善する手段である』と定義されています。理学療法の中では、運動療法に位置付されています。
AKAは痛みに対する対症療法とみられていることも多いです。しかし実際には、関節可動域制限や運動痛の原因として最も多い関節機能異常などの関節内包運動異常に対する根治療法であると考えられています

 関節面相互の運動は関節内包運動と呼ばれ、副運動と構成運動があります。副運動は「関節の遊び」とも呼ばれて、物を握るときの手の関節(MP関節)に見られる回旋のように、関節の余裕が必要な場合に起こる運動です。構成運動には滑り、回転、軸回旋があります。関節が運動する際、関節面ではこれらが組み合わさって起こっています。

 AKAでは、関節機能異常によっておこっている痛みに対して有効な手技です。無菌性関節炎で、関節の運動障害が現れているときなどに用いることがあります。細菌などに感染している関節機能異常の場合には、関節機能の異常で起こっていることが考えられにくいため、AKAの治療対象外になることが多いです。

PNF法とは

 1940年代後半に医師Kabat博士がポリオ後遺症患者の筋収縮を高めるために生理学的理論を構築、KnottとVossの理学療法士と一緒に開発した運動療法がPNF(Proprioceptive neuromuscular facilitation:固有受容性神経筋促進法)になります。今では、末梢神経疾患やスポーツ障害などにも使われることのある運動療法です。

PNFは、『筋紡錘などの固有受容器を刺激することにより神経筋の反応する方法』と定義されています。固有受容器を刺激する方法として、①PNF運動開始肢位、②筋の伸張、③最大抵抗、④関節の牽引・圧縮などがあります。しかし、実際には表在受容器も刺激されます。
固有受容器とは、位置・動き・力の感覚の受容器のことを言い、別名『深部感覚』とも言われます。関節包の受容器、靭帯の受容器、筋紡錘、腱紡錘などが含まれています。これらの受容器は筋肉を使う時、関節の曲げ伸ばしでも使われており、例えば重い物を持とうとした時も「どのぐらい力を入れればいいのか」を筋肉や腱の動きから脳に伝えられ、かすかに動きの修正をしてくれています。

PNFの目的は、筋肉の増強、筋肉の協調性の改善、筋弛緩の獲得、関節可動域の増大、反応時間の短縮などの運動機能の改善です。

テーピング療法

 五十肩治療の際、テーピングを使用することがあります。
当院で行うテーピング療法は、東洋医学治療センターオリジナルです。テーピングの貼り方などは、当院が今までの経験を活かし考えたものです。
しかし、『テーピング』はよく聞くが実際どのような目的でしているのか?と疑問に思われている方も多いのではないでしょうか。
ここでは、テーピングの目的についてご説明いたします。

テーピングの目的

1、筋肉の機能を正しく戻す
  筋肉性の痛みの場合、筋肉がオーバーワークによって伸びすぎてしまう、または収縮してしまうことが
  問題となります。
  テーピングを使用しサポートをしてあげることで、余分な負担を取り除くことにより筋肉の状態を修正
  する目的があります。

2、リンパの流れの改善
  炎症などが起こっている場合には、浮腫が起こることで余計に痛みが強くなります。浮腫とはリンパ液
  が溜まった状態をいいます。リンパ液が溜まると周辺の組織を圧迫し痛みにつながります。テーピング
  を貼ることでリンパの流れを改善させ、浮腫が起こりにくい環境を作ります。

3、痛みの改善
  痛みの感覚(痛覚)はAδ神経繊維、もしくはC神経線維によって伝えられます。これよりも速い速度で
  伝わるAβ神経線維(触覚、圧覚を伝える神経線維)を刺激することで痛みの軽減をはかります。

テーピング療法4、関節位置の矯正
  骨格を動かす唯一の組織は筋肉です。筋肉が異常に硬くなると骨に牽引の力が加わります。牽引の時間
  が短時間であれば問題ないのですが、長時間にわたってひっぱられ続けると骨格自体のゆがみを引き起
  こしてしまう可能性があります。
  テーピングをすることで牽引の力を和らげ、関節位置の矯正をします。

以上のような点を目的にテーピング療法を行います。
右の写真はテーピングをしている写真です。当院で実際に行っているテーピングは、肌色のものを使用しています。

これらの治療法を症状によって組み合わせて行っています。

五十肩のセルフケア

 五十肩でも、急性期と慢性期では対処の仕方が変わってきます。肩の痛みこのページでは、ご自宅でできるセルフケアについてご紹介いたします。

●急性期
 急性期には炎症が強く起こっている場合が多くあります。そのため、少しでも早く炎症を引かすことを目的に、痛みの出ている部分をアイシングするようにしてください。氷などを使い10~15分を目安に冷やすと良いです。また、何もしていなくても痛みが出ている時(自発痛)や痛みが強い時は、無理に動かすのは控えてください。ただ、そのままじっと動かさなければ肩関節の癒着が起こってしまうので、強い痛みが弱くなってきたら動かすようにしていきましょう。
 夜間痛が強く出ている時は夜寝るときに痛みの出ている肩の下にクッションを挟んでみてください。クッションが衝撃を吸収してくれるため、痛みが緩和される場合があります。

●慢性期
 慢性期に入ると炎症が落ち着いて、自発痛や夜間痛なども治まってくることが多くあります。この時期になると、積極的に肩関節を動かすようにしましょう。痛みが出るのが怖いと思い肩を動かさないようにしていると、肩関節の癒着が起こり運動制限が起こってしまいます。痛みがきつく出るような時は一旦中止してもらった方が良いですが、動かせる範囲で動かすようにしましょう。
 強い炎症が治まると冷やすのではなく、温めるようにしましょう。温めることで筋肉内の血流が上がり筋肉の柔軟性が付きやすくなります。また、就寝時にタオルなどを巻いて保温することもオススメします。温める方法は、お風呂にゆっくり入って肩周りを温めてもらうホットタオルをつくって温める使い捨てカイロを薄いタオルに包んで温めるなどの方法があります
※ただし、動かした後に痛みが一時的に強まるような場合は、その時だけアイシングするようにしてください。

このようにタイミングや症状によって対処法は変わります。目安にしてみてください。
ただし、これらのセルフケアはあくまで一般的なケアになります。
痛みが現れた際には専門家に診てもらい、ご自身に合ったケアについて相談することをオススメします。

五十肩にならない為に

1.肩を冷やさない
 肩を冷やしてしまうと肩の筋肉に対する血液循環が悪くなります。血流が悪くなると筋肉に栄養が行かなくなり、結果筋肉が硬くなってしまいます。お風呂にゆっくりと浸かる、ホットタオル等で温めていただくなど、肩周辺を温めることをお勧めします。

2.運動不足の解消
運動 肩の運動不足は、肩周辺の筋肉を弱らせてしまします。弱くなってしまうと些細なことがきっかけでケガや損傷につながることがあります。動かさないことで血液循環も悪くなり、筋肉の硬さを作ってしまうことになります。日頃からしっかりと動かすことを心がけましょう。

3.ストレッチをこまめに行う
 ストレッチを行う事は、肩だけではなく全身の事を考えても重要です。こまめにストレッチをすることで血流の改善をしましょう。

 以上3点に気をつけて日常生活を送ることによって、五十肩になってしまう危険性を少しでも下げることができると考えています。是非、実践して下さい。
 ただし、運動や温めるというケアは健康な状態で行う事です。実際に五十肩が発症した場合では行ってはいけないこともあります。痛みが出ている場合には五十肩の専門家に診てもらい、指示に従うようにして下さい。

五十肩治療Q&A

.五十肩の治療に保険は効きますか?
.整骨治療の場合、ケガによる骨折・打撲・脱臼・捻挫・挫傷(肉離れ)のみが保険での治療が法律によ  って認められています。その為、五十肩の治療には健康保険の適応はできません。
  治療費は、治療料金のページを参考にして下さい。

.治療内容は?
.整体療法や鍼灸治療を一人一人の症状に合わて行っています。その為、この治療を絶対に行うというこ  とはありません。ただし、急性期や痛みが強い場合には、鍼灸治療を行うことが多いです。また、ご希  望の治療法がございましたら、症状次第では対応いたします。

.治療期間は?
.症状によって治療期間は様々です。
  治療間隔は、初期は週に1~2回の治療になることが多いです。

.病院との同時通院は可能ですか?
.当院での治療は、薬は一切使いません。その為病院との同時通院可能です。

.予約が必要ですか?
.当院では完全予約制で治療を行っています。ご予約なしで来院された場合には、予約状況次第でお断りすることがあります。あらかじめご了承ください。

.五十肩が発症しやすい時期はありますか?
. 五十肩とは広義には、上腕二頭筋長頭腱炎腱板炎腱板損傷石灰沈着性腱板炎、その他肩関節周辺の組織損傷を含めて広義の五十肩と言います。狭義の五十肩とは、特に原因が明確ではなく発症するタイプの五十肩をさします。

広義の五十肩の場合、何らかの損傷によって起こる事が多いので季節には関係がないように思われています。ですが、このような損傷が起こる時の条件は組織が弱ってしまった状態ということが考えられます。組織が弱る原因は、使い過ぎと血液循環不良です。寒い時期になると必然的に血液循環が悪くなります。その為、寒い時期にはこのような状態になりやすいと考えられます。

狭義の原因不明の五十肩は、血流障害によって発症すると当院では考えています。つまり、寒い時期には冷えから血流障害を起こしやすくなり、結果五十肩が発症しやすいと考えられます。

つまり、『五十肩は寒い時期に発症しやすい』というのは正しいと考えられます。


ですが、寒い時期だけが五十肩の発症しやすい時期ではありません。暑い時期にクーラーや扇風機の風を直接受けると肩関節が冷えてしまい、寒い時期同様に血液循環が悪くなり五十肩が起こる可能性が高まります。暑いからといって、クーラーの風や扇風機の風には直接当たらないようにご注意ください。

 五十肩の発症しやすい時期以外にも意外なことに五十肩になりやすい職業として、統計的には建設業などよりもデスクワークの人の方が多いのです。
理由として建設業などの仕事は腕をよく上げる仕事の分、朝のラジオ体操など身体を動かしてから仕事をする習慣が身に付いているので、五十肩の予防になっているのです。それに比べてデスクワークの方は仕事前に必ずストレッチをするなどの習慣があまりありません。また、肩の動きも少なく、血液循環も悪くなりやすいです。
動く前などのこまめなストレッチが予防にも大切です。

.五十肩で障害されやすい動きは?
.外転障害です。外転障害は、五十肩や肩関節周辺の疾患において重要な症状となります
五十肩については、ほとんどの例で観察される障害でもあります。

拘縮型の五十肩:外転障害があるにも関わらず痛みを訴えないことが多いです。関節包や滑液包の炎症自
        体は消えているけれど、拘縮があるため外転拳上が出来なくなってしまいます。

疼痛型の五十肩
:自発痛や夜間痛が減少していくとともに、可動域の悪化がみられます。炎症の消失と癒
        着の進行が同時に起こっていることが考えられます。

 痛みと脱力のために自動外転(ご自身の力での外転運動)はできないが、他動的(誰かに支えてもらいながら)なら外転できる場合には、腱板断裂を考えます。腱板の部分的な断裂であればペインフルアークサイン陽性になりますが、広範囲での断裂などの重度な腱板断裂の場合には自動外転60°以下、他動外転も認めないことがあります。

 外転障害があっても痛みを伴わず、他動的に動き、拘縮が認められないものに関しては、麻痺性の疾患を疑います。
痛みにより外転障害が現れ、さらにその痛みが強すぎてわずかの拳上でも出来ないような場合には、化膿性や石灰沈着性のものを考えます。

【外転障害のチェック方法】
 まず座った体勢で行います。そこから患側(痛みのある側)の腕を外転(側方拳上)していただきます。その際、はじめはご自身の力だけで拳上していただきます。次にご自身は力を抜いたまま、人に支えてもらいながら他人の力で挙上していきます。

Q.家が遠方で通うことができません。治療院を選ぶときに気を付けることはありますか?
A.必ず必要なことは五十肩の知識がある先生の治療を受けることです。初診の時に、五十肩の状況説明がないような場合には注意が必要です。無口なのか?知識がないのか?
その他、高齢者が多く来院しているような治療院も要注意です。高齢者の対症療法と五十肩の根本治療は全く領域が違います。高齢者に好まれるということは慰安要素が強い施術所の可能性が高いです。

五十肩の検査法

ストレッチテスト
【方法】検者は患者さんの後方に立ち、患者さんの上腕と前腕を持ちます。そのまま、肘を伸展させたまま患者さんの腕を後ろに回し伸ばしていきます。このときに肩関節前面に痛みが生じた場合、患者さんにお腕の力を抜いてもらいます。上腕をその位置に固定したまま、肘を屈曲させていきます。このときに、肩関節前面の痛みが消えないかどうか確認します。

【判断】この検査法でわかるのが、上腕二頭筋長頭腱炎です。
    陽性反応は、最後の肘を曲げていく段階で肩関節前面の痛みが消えていきます。また、後ろに腕を伸ばしていく段階で、痛みの部位が肩関節前面にあることも確認します。

【意義】この検査は、ヤーガソンテスト・スピードテストが陰性の時に使うことが多いです。一般的には、ヤーガソンテストよりも陽性率が高いと言われています。

スピードテスト
【方法】座位にて手を体の前方に出し、肘関節を伸展させたまま肩関節の屈曲(前方拳上)を行っても らいます。手を上にあげていくなかで、検者は患者さんの前腕部を下に押し下げるように力を加えます。この抵抗運動の中で痛みが出ないかどうかを判断します。

【判断】スピードテストでわかるのが、上腕二頭筋長頭腱炎です。陽性の反応では、肩関節の前面に痛みが出ます。しかし、この時に注意が必要なことがあります。それは、しっかりと結節間溝部に疼痛があるかを確認することです。肩関節前面に痛みが出たとしても結節間溝でなければ認められません。また、外側や後側などの違う場所に痛みが出たとしても陽性反応にはなりません。

【意義】陽性率は65~73%という報告もあり、効率の良い検査法と言われています。

ヤーガソンテスト
【方法】患者さんの上腕を体幹の外側にくっつけます。肘を90°屈曲させて検者は患者さんと握手をしま
    す。握手をしたら患者さんには腕を外側方向に回すようにお願いします。検者はこのとき、患者さ
    んの力に抵抗するように力を加えます。
【判断】このテストで陽性の場合には、上腕二頭筋長頭腱炎の可能性が高いと判断します。力を入れてい
    ただいたときに、肩関節前面で痛みが出るような場合には、陽性と判断します。
【意義】ヤーガソンテストは、上腕二頭筋長頭腱炎の診断をする際に代表的な検査法として言われていま
    す。しかし、テストの動き自体が日常的にする動きではないため、テストを行っても正確な動きで
    ないこともあります。そのため、一つの目安としてこのテストを行うことが多いです。

ペインフルアークサイン(有痛弧症候)
【方法】まず自動による外転(側方拳上)をしていただく。
    もし60~120°の範囲内で痛みを訴えた場合には「ほんとうにそれ以上あがらないか」を確認
    します。まだ上がりそうであればそのまま上げていただき、120°を超えた角度で痛くないかを
    再度確認します。次に拳上した腕を下していただきます。この時も60~120°の範囲で痛みが
    でるかどうかを確認します。
    痛みや脱力のため自動外転が困難な場合には、施術者が後ろに立ち他動で外転運動を行います。方
    法は同じです。

【判断】この検査法でわかるのが、腱板断裂肩峰下滑液包炎腱板炎です。
    陽性の反応では、外転運動時に60~120°の範囲で痛みがあります。しかし、60°まで・12
    0°より上の間では痛みがありません。痛みのでかたは、拳上時・下降時ともに痛みが出る場合も
    ありますが、どちらか一方で痛みが出ることもあります。
【意義】肩関節を外転させていくとき、60~120°の間で肩峰下面と大結節の間隙が狭くなります。そ
    のため、肩峰下滑液包炎や腱板損傷・腱板炎などの病変部位が圧迫され痛みが現れるようになりま
    す。60°以下や120°以上ではこの間隙は拡大しているので痛みがでません。

落下テスト
【方法】まず、他動的に外転運動を行ってもらいます。次に、挙げた手をゆっくりと降ろしてもらい90°
    付近、体幹と水平位になるところで、患者さん自身に腕を保持していただきます。そのため、他動
    的に支えていた手をここで離します。この時に痛みが誘発されて腕を保持できないかどうかを確認
    します。
【判断】この検査で陽性の場合には、『腱板断裂』を疑います。痛みが誘発されて腕を保持できず、落下
    する現象をドロップアームサインと言い、陽性と判断します。
【意義】落下テストは、他動外転障害が陰性(人に支えてもらえば外転運動ができる)の場合に行うこと
    が多いテストです。そのため、自動外転障害が著しい場合にはあえて行わないこともあります。た
    だし、ペインフルアークサイン陽性の場合には行います。また、肩峰下滑液包炎などでも陽性反応
    を出してくることもありますので、一つの目安として考えます。

五十肩に関連する骨・筋肉

肩関節

 肩関節は人間の身体の中で、最も運動範囲が広い関節です。上腕の前方拳上、後方拳上、外転、内転、回内、回外など多くの動きができます。そして、その関節可動域は前方拳上約60°、肩甲面すなわち矢状面と約60°をなします。垂直面に対して外転約90°、前頭面に対して外転約75°、後方拳上約5℃です。それ以上の運動の場合には、常に肩鎖関節および胸鎖関節の肩甲骨および鎖骨の運動を伴います。

肩関節肩関節とは、肩甲上腕関節のことを言います
肩周辺にはたくさんの関節があり、鎖骨と肩甲骨の関節である「肩鎖関節」、鎖骨と胸骨の関節である「胸鎖関節」、上腕骨と肩峰の関節である「第2肩関節」があります。さらには、肩甲骨と胸郭の接続面を「肩甲胸郭関節」と言います。

肩甲上腕関節は、肩甲骨の関節窩と上腕骨頭との間にできる多軸性の典型的な球関節です。そのため、多様な動きができるようになっています。
肩関節は烏口上腕靭帯、関節上腕靭帯の2つの靭帯、肩甲下筋・棘上筋・棘下筋・小円筋の付着腱(回旋筋腱板:ローテーターカフ)によって補強されています。
腕をあげるときには、肩甲上腕リズムと呼ばれるものがあります。
通常であれば腕は180°動かすことができます。しかし、このときの実際の動きとしては、肩甲上腕関節が約2/3、肩甲胸郭関節が約1/3の動きをすることで180°腕を上げることができます。例えば、腕を真横の90°上げたときには上腕骨は60°上がっており、残りの30°は肩甲骨の動きで上げることが出来ています。この2:1の割合でスムーズな肩関節の動きが出来ているのです。

また、肩関節は可動範囲が広い分脱臼が頻発しやすい部位でもあります。身体の全脱臼の約50%が肩関節で起こっていると言われています。

鎖骨

 鎖骨は、胸郭上端の前方でほぼ水平に位置する長骨です。その両端は、内側が胸骨、外側が肩甲骨を関節をつくっています。鎖骨は体表から触れやすく、真っすぐのように思われますがその形状は軽くS状に曲がっています。内側を胸骨端、真ん中を鎖骨体、外側端を肩峰端と呼びます。

胸骨端:内側端をいい、やや肥厚して鈍三角形をなし、その内側面では胸骨柄の鎖骨切痕を関節する胸骨関節面を認めます。また、この部分の上面は胸鎖乳突筋の鎖骨頭の起始部となります。

鎖骨体:鎖骨の真ん中部分で両端に比べて細く、やや四角柱状で下面には浅い溝がありここに鎖骨下筋が付着する。

肩峰端:外側端をいい、扁平で、外側は肩甲骨と関節する肩峰関節面がある。鎖骨体から肩峰端にかけて三角筋が起始し、僧帽筋が停止する。

鎖骨は身体の中でも骨折頻度の高いところです。鎖骨骨折は全骨折の10~15%を占めています。好発部位は彎曲の度合いが強く、筋肉や靭帯によるサポートの少ない中1/3の部分です。男女比は、男性の方が女性に比べて4~5倍多く発症しやすいです。骨折後は筋肉の作用で短縮してしまうため、肩幅が狭くなったように見えます。また、痛みを少しでも和らげるように特徴的な姿勢をとることがみられます。:患側の肘屈曲、肩関節の内転、前腕を体幹に当て健側の腕で前腕保持

※また、通常であればまっすぐな鎖骨の外端が上や下に向いていることがあります。
●いかり肩:鎖骨の外端が上に向いている。
●なで肩:鎖骨の外端が下に向いている。

肩甲骨

 肩甲骨とは、扁平な三角形をしている骨です。
場所は背中上部にあり、第2~第7(8)肋骨の高さに位置し、内側では脊柱や胸郭・外側では鎖骨や上腕骨とつながっています。


背面:肩甲骨上部3分の1のあたりに、体表から触知できる肩甲棘と呼ばれる骨の隆起があります。この棘によって肩甲骨背面は上の棘上窩と下の棘下窩とに分けられ、それぞれの窩から筋肉が起始しています。(棘上筋・棘下筋)
肩甲棘の外側端を肩峰といい、上腕骨が関節する関節窩よりも外側に突出し、肩関節を後上方からおおうように位置しています。肩峰の外側端で体表から触知できる点を肩峰角といいます。

肋骨面:肩甲骨の全面は全体に胸郭と接していて、形は凹面。これを肩甲下窩といい、肩甲下筋の起始となります。

外側角:外側上方の角をいい、上腕骨頭が関節する浅い梨状形の関節窩があります。関節窩の上方・下方をそれぞれ、関節上結節関節下結節といいます。各結節から上腕二頭筋長頭および上腕三頭筋長頭が起始しています。また、関節窩の上前方には烏口突起があり、烏口腕筋および上腕二頭筋短頭が起始し、小胸筋が停止します。

上角:内側上角部で、やや鋭角をなしています。ここには肩甲挙筋がついています。

下角:肩甲骨の下部を下角といいます。

内側縁:肩甲骨の内側、脊柱側のラインを内側縁といいます。肩甲挙筋・菱形筋・前鋸筋がついています。

外側縁:肩甲骨の外側、脇に向かうラインを外側縁といいます。小円筋・大円筋が起始しています。

棘上筋

 棘上筋は五十肩や肩関節の問題で、よく障害などを起こしてくる筋肉の一つです
棘下筋・肩甲下筋・小円筋とともに、回旋筋腱板(ローテーターカフ)と呼ばれています。
なぜ棘上筋が障害を起こしてくるかというと、棘上筋が大結節に付着する付近は乏血部であり、脆弱部位と呼ばれています。そのため、変性や石灰沈着、断裂などが起きやすくなっています。
外転(側方拳上)して維持ができない場合や痛みが出る場合、この筋肉の損傷が疑われます。

【起始】棘下窩、棘上筋膜

【停止】上腕骨の大結節、関節包

【作用】三角筋を助け上腕を外側にあげる(外転運動)、上腕骨を引き寄せ肩関節の安定

【支配神経】肩甲上神経(C5、C6)

【血管支配】肩甲上動脈、肩甲回旋動脈

棘下筋

棘上筋や肩甲下筋、小円筋とともに回旋筋腱板(ローテータカフ)を構成しています。
作用として外に回旋する動きがあり、肩関節の外旋時などに痛みがでるときには、この筋肉の損傷も疑います。
体表から触ることのできる肩甲棘の下に棘下筋があります。

【起始】棘下窩、棘下筋膜

【停止】上腕骨の大結節の中央部、関節包

【作用】上腕を外側に回旋させます。

【支配神経】肩甲下神経(C5、C6)

【血管支配】肩甲回旋動脈

肩甲下筋

 肩甲下筋は、肩甲骨の肋骨面(肩甲下窩)にある扁平な三角形の筋肉です。回旋筋腱板(ローテーターカフ)の中の一つですが、棘上筋や棘下筋など他の3つの筋肉と異なる点として、作用する働きが内旋になります。(他の3つの筋肉は主に外旋に作用します。)この肩甲下筋が硬くなってしまうと、肩関節が内側に入ってしまいます。さらに猫背などで丸くなっている場合には、肩甲下筋の異常収縮などが引き起こされることもあります。肩甲下筋の働きは内旋のため、この動きが障害されてしまうと五十肩の所見である結帯動作がしにくくなる可能性が高くなります。

【起始】肩甲下窩、肩甲下筋膜から起こり、筋束は外側上方に向かって集まります。

【停止】上腕骨の小結節、小結節稜、肩関節包

【作用】上腕を内側に引き、内包に回す動きに作用します。

【支配神経】肩甲下神経(C5、C6)

【血管支配】肩甲下動脈

肩甲挙筋

 肩甲挙筋は、首から肩甲骨にかけて斜め外側に向けて走っている筋肉です。名前の通り”肩甲骨”を”拳上”させる筋肉です。その他にも肩をすくめるときにも小菱形筋と共に働き、肩甲骨を内側に引く働きもあります。その為、不良姿勢などで肩甲骨を上げるような姿勢が続いた際には肩甲挙筋が硬くなりコリなどの不快感を感じるようになります。
また、この筋肉が損傷すると結帯動作や結髪動作に支障がでるようになります

【起始】上位4あるいは5頸椎の横突起の後結節

【停止】肩甲骨内側縁の上1/3の部

【作用】肩甲骨を上に引き上げる。その際、肩甲骨下角を内側に戻します。

【支配神経】肩甲背神経(C4~C6)

三角筋

 三角筋は棘上筋とともに肩関節の外転時に働く筋肉になります。僧帽筋の付着部位と同じ部分につくため、僧帽筋が肩甲骨を固定する働きをしているときに肩関節の外転をしてくれます。また、三角筋は肩関節を覆うように付いている筋肉ですので、肩関節の保護をしてくれます。この筋肉が硬くなることで、結帯動作に支障が出てくることがあります。また、三角筋の起始部は前部線維・中部線維・後部線維の3つに分かれています。

【起始】前部線維:鎖骨の外側端
    中部線維:肩峰
    後部線維:肩甲棘

【停止】前部・中部・後部線維ともに上腕骨の三角筋粗面

【作用】上腕を水平位まで上げる外転動作
    前部線維:肩関節屈曲、内旋
    中部線維:肩関節外転
    後部線維:肩関節外旋、伸展

【支配神経】腋窩神経(C5、C6)

【血管支配】後上腕回旋動脈、胸肩峰動脈、上腕深動脈

三角筋胸筋三角:肩甲部の頂点は肩峰と呼ばれ、肩の丸みは三角筋によって作られています。三角筋と大胸筋の間には、三角筋胸筋溝があります。この溝の広くなった上端を三角筋胸筋三角(モーレンハイム三角)と呼びます。ここに橈側皮静脈が通り、腋窩静脈にそそいでいます。

僧帽筋

 僧帽筋は、体幹背部の上(首~肩にかけて)の大部分を占める三角形の筋肉で、左右合わせると菱形になります。頸部に存在する筋肉の中でも最大の大きさです。僧帽筋は上部・中部・下部の3つの線維に分かれています。その中でも上部は、姿勢筋でもあり短縮(硬く)しやすい傾向があります。また、僧帽筋の過緊張が起こることによって肩こりなどの疾患の際に自覚症状を呈することが多くあります。

【起始】後頭骨の上項線、外後頭隆起、項靭帯、第7頸椎以下の全胸椎の棘突起および棘上靭帯

【経過】上部は斜め外側下方に向かって、中部は水平、下部は斜め外側上方に向かって走ります。

【停止】鎖骨の外側3分の1、肩峰、肩甲棘

【作用】全体の作用としては肩を後ろに引きます。
    上部のみ:肩甲部の拳上
    下部のみ:肩甲部の下牽、肩甲骨下角を外側に向ける
    上肢帯が固定しているときに両側の僧帽筋が働くと、頭を後方に引きます。左右どちらかだけ働く    と働いた方に頭を引きます。

【支配神経】副神経の外枝、頸神経叢の筋枝(C2~C4)

【血管支配】頸横動脈、肩甲上動脈、肋間動脈の背枝、深頸動脈、後頭

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